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第5章 甘い香りとしょっぱいキス

文化祭の会議が始まった。


「え~では、『アリスの森』を希望したクラスが5クラスありますので、じゃんけんで決めたいと思いま~す♪クラスの代表者は前へ出てくださーい♪」


じゃんけんかよwww
こりゃ、勝たないようにしないとな…


木下は動く気配が感じられなかったので、オレが前に出た。
なぜか全員野郎どもだ。
みんな睨みをきかして拳をポキポキ鳴らしている。
その中には矢部の姿も…。



よし、負けてやるぜ!!



オレは拳を握り締めた。



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