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第6章 熱意と決意

《卓也side》


ー文化祭当日。

天気は見事に快晴で、旭ヶ丘高校は沢山の人で賑わっていた。

2年1組の教室では、『アリスの森』と共同で喫茶が開かれている。



「卓也ぁ~~!紙皿足りん、どこ!?」

「そこ、そのダンボールの中に入ってっから!!」



文化祭実行委員のオレは、朝から走り回っていた。

『アリスの森』は元々人気があったこともあり大盛況だった。



「すげーな、行列できてるし」

「チーズケーキ足りるかな…」



オレと木下は列の人数を数える。


「微妙だな、菅生さんに連絡するわ」

「うん」



オレは携帯で、菅生さんに連絡を取った。





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