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第6章 熱意と決意



「俺たちのことを知ってもらうには、ライブをするのが一番だからね」

「そうなんですか…」

「…てことで、明日からスタジオで練習始めっからなぁ~」


菅生さんがニカッと笑った。





スタジオで練習…

ライブ…




その言葉で、オレの胸が高鳴り始める。





そうだ、オレはもう、

【REAL AND GLAY】のボーカリストなんだ…





なんだかまだ信じられなくて、オレはみんなの顔を交互に見つめた。



「ほんとに…オレでいいんですか?」




「ばか、今更なに言ってんだよ」


菅生さんが笑いながら言う。


「まぁ…やめるなら今のうちだけど?」


やっぱり蒼士は嫌みを言う。



オレは高藤さんの顔を見上げた。

高藤さんはオレを包み込むように、優しい眼差しでオレを見つめていた。



「俺が欲しいのは、君の声だから」



そう言われ、オレの心臓はドクンッと波打った。



高藤さんの瞳が、オレを捉えて離さない。
優しいけれど、だけど意思のある強い瞳。




高藤さんの本気さを感じる…




オレの胸は熱くなった。






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