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第7章 芽生えた感情と嫉妬


「そんな…そんな顔しないでくださいよ…」



ああっ…
なんて言ったらいいか、わかんねぇ!

こんな…
ユキさんのことで落ち込んでる高藤さん
は見たくない…

なんか、イラッとする…



「この、遺書…聴いたんですか?これ聴けば、ユキさんの気持ちが、わかるんじゃないんですか?」



オレは半ば強引にCDを奪い、ステレオにセットする。



高藤さんに聴かせるというよりも、ユキさんがどんな想いで遺書を残したのか気になった。




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