テキストサイズ

359°

第9章 funky&crazy



『今軽音部の奴らとマックにいるんだけどさぁ、卓也出てこれない?』

「…軽音部?」



なんでそんな奴らと一緒に…と考えつつ、卓也は辺りを見回した。



(あ、そっか…昨日は高藤さんちに泊まったんだっけ…)



次第に意識がはっきりしてくる。



(ユキさんのCD聴いて…胸が痛くなって…それでオレ…)



高藤さんに抱きしめられたことを思い出す。



「う…わあぁぁぁ!!!」




ストーリーメニュー

TOPTOPへ