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第2章 偶然と衝撃

「何してんの!?」


マジ切れ寸前で振り向くと、しれっとした顔で順平の彼女が番号を入力する。


「普通は女子が先でしょー?あ、木下ちゃん、まみ、先に歌うね♪」


こ、この女っ…!


そう言って順平の彼女は、浜崎あゆみを歌い出した。
隣では順平が苦笑している。
オレは開いた口がふさがらなかった。

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