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そこには何かがあった

第3章 かの女の事情

そんなまどかはなんで稜のことを見ていたのだろうか。

まどか自身よく分からないらしい。



電車でも稜のことを眺めながらまどかは考えていた(まどかも稜も電車で1時間通学をしている)。

ねえ、稜。私と話さなくなってもう5年だよ......
どうしちゃったの......

違和感のことを意識してるのか、あなたを異性として意識しちゃってるのか、もうよく分からないよ......

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