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そこには何かがあった

第3章 かの女の事情

稜はちゃんと視線に気づいているようだった

稜も最初に違和感を作り出した張本人だから、逆にもう気まずくて話せないなんて、まどかに言えそうもない

時々交わってしまうお互いの視線に稜も戸惑っていた。


僕はどうしてまどかと話せなくなったんだろうか......

その違和感は稜でさえよく分からなかった様である。
その違和感は一体どこから来たのか


............それはまた後ほど。
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