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そこには何かがあった

第2章 かの女とその男

そこはがやがやとにぎわっている

そして、そこには、
まだ少し幼さとあどけなさを残した顔つきで、昔の面影をそのまま残している彼女ーまどかがいた

まどかはたぶんその友達と思われる子何人かとおしゃべりしている様に見えた
ちゃんと話してはいる
だけど、たびたび視線が友達からそれて他のある一点を見つめている
まどかの視線の先に見えたのは…そう、あの子。違和感の元となった子ー名はりょう。......男の子だった

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