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恋と愛の狭間で

第4章 第4章 キスまでの距離

嫌がる素振りもないので、そのままをキープ。

肩に頭を預ける形で(私のほうが背低いんだよ)アピールをしてみたり(笑)


『横は暖かいけど、前から風が吹くから冷たいね。』


おぉ~!!
それはフリですかぁ!?


って内心感じ、次のアクションに移しちゃう!!


【なら、こーしたら寒くないんじゃない?】

って、言いながら前から抱き付いちゃった!!

これにはかなりびっくりしたご様子(笑)


『ありがとう。暖かい。かなり照れるけど。』


どんな顔してるんかなぁ?って思ってカズの胸に埋めてた顔をあげてみると…


ん?


横向いてる?


【カズ?】


ちょっと可愛らしく呼んでみた。


『ん?なに?』

ってこっちを見たら私が上を向いてたもんだから照れてすぐ目線を外した。


なんだか楽しくなっちゃった私。

意地悪な奴です。

【なんでそっち向いてるん?】


『だって、恥ずかしい。ほんとに今までないからさ。』

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