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恋と愛の狭間で

第14章 第14章 危ない扉

『着いたよ。』

【ここは?】

『礼と楽しむとこだよ。めっちゃ探したんだからね。予約もしてあるし』

【そーなんだ。】


さっぱり理解できていない私の手を引いてドアを開ける。

普通のホテルみたい

置いてあるものはどこか品があるように見える


フロントには感じのいいボーイさんがいる。


[いらっしゃいませ、ご予約のお名前を…]

『藤堂です。』

[かしこまりました。では、こちらに記入を]

カズがスラスラと書きはじめた。
ちらっと見ると名前等を書いている。



{藤堂 礼 妻}


と、かずの名前の横に書かれている。


一通り書き終えたカズはカギをもらい、エレベーターに歩き出した。

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