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君からのエール

第2章 嬉しい気持ち


「僕には才能がないんだ…」


僕は彼女に言い訳した。


彼女はフッと笑って、


「才能って関係ないと思う。自分がおもしろいと思わなきゃ、読む人だっておもしろくないと思うよ。

テレビでめっちゃ美味しそうにケーキ食べてる芸能人がいたら、めっちゃ食べたいと思うでしょ?

目の前の人が笑ってたら、いつの間にか釣られて自分も笑ってるでしょ?

そういうもんなんじゃない?」





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