【BL】エロい兄貴と秘密な関係
第1章 兄貴なんかいらねぇ…
そう笑いながら言うと、親父は部屋から出て行った。
…すっげぇ嬉しそう…
俺もさっさと行かなきゃ…
俺は急いで立ち上がり…
「…この本、どうしよっかな…」
本を片手に取った。
まぁ、誰かがこの部屋に入ることはないだろうし…
早く降りなきゃだし…
「ま、いっか…」
色々考えながらも机の上にそのまま置き、
俺は自分の部屋を出て行った。
…階段を下りる。
そして、リビングのドアを開けて…
「あ、初めまして…」
リビングにいた女の人に挨拶をした。
「初めまして」
ニッコリ笑いながら女の人もそう返してくれる。
…えー…すっげぇ美人さんじゃん…