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好きだから、、、

第6章 第六章





皆川純哉。

渡されたカルテに

そう書いてあった。






純哉だって。

漢字まで一緒とか、

ちょっと複雑だよね。






『皆川純哉さん、

私があなたの担当の

柏原美月です。

よろしくお願いします。

まずは熱を、、』






皆川さんは、

私の顔を見ながら

「柏原美月??」

と囁いた。






『どうかしました??』


「柏原さんって、

中学どこ出身??」


『〇〇中ですけど、、』

「やっぱり。

美月だ。」






誰?

皆川なんて名前の人

いたっけ?






「俺だよ。

内原純哉。」






……………え?




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