チョコレート3
第2章 浮気?それとも…
電信柱に隠れそーっと前を覗く
そう、優衣のあとをつけてきた
寄り道せず自分の家に入って行く優衣
んー、やっぱなんもないか
私は電信柱に持たれ考えた
祐樹も私の弟の隼人も
男の家に入って行ったって
いってたよなー。
なんでなんだろ
優衣浮気とかするタイプじゃないと思うし
んー、わかんない
帰ろうかな
と思ったそのとき
優衣が家から出てきた
そしてこっちに向かってくる
え、ちょっと、やば!
私はとっさに気づかれないように走り
右に曲がった
こっちに来ませんよーに!
私の願い通り優衣は私とは逆の左に曲がって行った
「ふぅ。」
あっぶない
「彩ちゃん?」
「うわっ!!」