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キレーな顔した狼さん。

第9章 5.5匹目

注意→ここからは、音声のみでお楽しみ下さい(笑)

「てゆーかさ、汐里」

「な、何だよ」

「さっきからさ、浴槽から出る時は
タオル下に巻いてんじゃん?」

「おー、そだな?」

「で、浴槽入ったらとるでしょ」

「う、うん」

「俺が何で入浴剤、ラベンダーにしたか解る?」

「え?解んねーよ…好きだから?」

「フフっ…違うよ」

「じゃぁ、何だよ?」

「んー、別に入浴剤は入れなくても良かったんだ。でも、入れた方が汐里、開放的になるかなぁと思って入れたんだけど」

「?うん」

「ラベンダーの入浴剤…お湯にピンク紫の色つくだけで……」

「………っ!?」

「ハハッ、気づいた?
………透明なんだよ?」

ザバババシャッ

「!?」

「こらこら、逃げない逃げない。
無駄な抵抗はしないの」

「ちょ、ぃやあっ」

「むーだ☆」

「う、うわああぁあぁあぁぁっ」



……この後は、皆さんのご想像に
おまかせして…

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