美人妻は性欲旺盛っ!
第2章 いやらしいカラダ
行ってきますの
ちゅっ、をして
ゆきくんを見送る。
最高の笑顔で。
それは嘘ではない。
施錠して
専業主婦の仕事を
始めてからも
もやもやした気分は
全然晴れなかった。
掃除洗濯
シャワー浴びて
それから買い出し。
もやもやが晴れない。
頭に思い浮かぶのは
昨晩のゆきくんとのエッチと
朝の生々しい感触…
自宅の食卓で
頬杖ついてると
いつの間にかお昼近かった。
なに食べよう…?
とその時
ケータイが鳴った。
電話だ。
着信主は
同じマンションの
一階下に住む
美春さんだった。
「もしもし、右京です?」
お話は
お昼を一緒に食べないかというお誘いだった。
私は行く旨を伝え
戸締まりをして出た。