美人妻は性欲旺盛っ!
第8章 アルバイト
結果フリーになった私が
どのような選択を
取ったっていいはずだ
初めはゆきくんを恨んだ
恨んで恨んで冷たくして
責めたし、八つ当たりした
付き合うなんて
もってのほかだった
顔も見たくなかった
死ねばいいって言った事もある
それでも
ゆきくんは諦めなかった
彼氏と違って
この人の中には何かがあって
静かで安らいでて
私だけをずっと見てくれた
私は好きになった…
「ゆきくんは悪くないもん
ううん誰も悪くない
てっか…
強引な手を使って
がんばったのは
私もおんなじだよ?
ゆきくんと結婚したくて
好きで好きで欲しくて
ずっと一緒にいたくって
めっちゃアピールした
ゆきくんに選ばれるために
周りの女から奪い取ったんだよ」
取られたくない一心で
その座を勝ち取った
「普段な甘ちゃんな分
本気になった右京はすごかったな
芯の強さっていうか
女としてしなやかな強さがあって
かっこよくて…
もっと好きになったよ?」
「…///」
「照れてるの?
あんまりかわいいと
我慢できなくなるんだけど」
恋人のキスをする
目を見つめ合う
ほんのり赤みがさした顔
お互いがお互いを
求め合ってるのがわかる
シャワーを終え
ドキドキしたまま
パートナーの
バスローブを脱がしていく