美人妻は性欲旺盛っ!
第8章 アルバイト
腰が、痛い
「えーと、地図によれば…」
るんるん気分で歩く
時刻は午後3時少し前
腰は痛いが
元気いっぱい絶好調!
今なら誰にも負ける気がしない
とても気力が充実してる
(聞きそびれたけど
美春さんの知人って…
どんな人なんだろう)
道を一本曲がると
コテージのような造りの
小さなお店が見えた
(あった、あれだ)
近くで見ると
木製の味わいがある
おしゃれなお店だった
テンションMAXで
からから鳴る扉を開けた
(中もなんだかいいなぁ
女の子が好きそうなインテリア
メイン客層は若い子っぽいかな?)
「―いらっしゃいませ」
うげっ!
すっ………………
………ごい美人さん!
なっがい綺麗な黒髪
肌は白くて顎は細くて
意思の強そうな瞳
肢体はしなやか細くて
造形美とやらが
そのまま人の形をしてるようだ
美しくて凛々しい人
すっごい綺麗な人
そして美人すぎて
すっごいエプロンが似合ってない!
「あ、あの…
浅葉右京です…面接に…」
さっきまで意気揚々だったが
そんな自信は砕け散った
これでも無駄に気合い入れて
かわいくしてきたが
この人の前では所詮
中の上
負けた気しかしない
「ああ、あなたが
美春から話は聞いてる
じゃあ奥で話そう」
「は、はい…」