美人妻は性欲旺盛っ!
第10章 元カレ
どうせ取引先の方で
何もありはしない
当然だ
ゆきくんに限って
そんなコトはあり得ない
でも…
あれ?裏に何か…
恐らく私的なものだろう
番号とアドレスが書いてあった
危うく破り捨てる所だった
「右京…水ほしい」
少し悪酔いしたのか
ゆきくんはグデグデだった
水の代わりに
私のキスをくれてやる
ゆきくんの口の中いっぱいに
広がるお酒の味を
全部舐め取るつもりで
深く深く舌を入れる
くちゅくちゅかき回す
ゆきくんは目を見張ったあと
気持ちよさそうに細める
次第にゆきくんも求めてきて
より深く激しいキスをする
「お風呂
沸いてるから、入ろ?」
「明日でいい…」
「だめ」
私はむりやり連れていく
他の女の匂いを
つけたまま寝るなんて
絶対に許せなかった
一刻も早く洗い流す必要がある
………私が全部洗ってあげる
入浴後
一度はしゃっきりしたが
小枝さん(以前知り合った友達)
直伝のマッサージで
肩や腰を揉んであげると
ゆきくんはあくびをかみ殺し
眠たそうに目をこすった
「眠い?ゆきくん…」
「かなり…」
「エッチ…したいな」
うつ伏せのゆきくんの
股間に手を入れる
セックスしたかった