美人妻は性欲旺盛っ!
第12章 痴漢を食う
ふと視線を上げる
周囲の人間がみんな見ていた
痴漢されてた女子高生まで
痴漢されて感じてる私を
痴漢さん達がいやらしい目で見る
あ――………バレちゃった
音出てたもんねぇ…?
やだやだ…ゾクゾクくる…///
激しく羞恥心をかき立てられる
えっちだって知られちゃった
恥ずかしいのに興奮する
こんな、不特定多数に…
どうなるんだろ…
知られたらどうなるんだろ…
スリルと期待が膨らみ
自分が濡れてくのがわかる
私…見つかっちゃったのに
むしろ悦んでる…
見られたいって思ってる…
そう自分を認識すると
ますますドキドキしてしまう
今この場にゆきくんがいないのが残念だった
女子高生を痴漢してた男の
興奮と興味が私に向く
あぁ…獲物にされちゃうんだ…♪
私は女子高生をじっと見た
呆然と何か信じられないものを見るような
縋るような
半分泣いたような
彼女はそんな表情だった
だぁれも助けて
くれなかったもんねぇ…?
―私が助けてあげるよ
そうにっこり笑って
ウインクした
「――っ…」
女子高生のかわいい子は
信じられないような
驚愕した表情で声を失っていた
私に痴漢が集まり
集団痴漢される