美人妻は性欲旺盛っ!
第12章 痴漢を食う
『本当なら親父に付き添いで
休みも何もない…だったんだけど
緊急の別件が入ったとかで
急遽キャンセルされたよ』
休みって…えぇー!?
「えぇー!?じゃ、じゃあ…」
デートしよ?
結婚してるくせに
その一言が言えない
急にドキドキして
上手く言葉が出てこない
「あの、あの…」
『なに?』
「デートしたい…です///」
『旦那を休ませてあげよう
って考えはないわけ?』
「えっ!いや、えっと、その
で、ですよね…えへへ」
『当然デートだよ
ゆっくり寝るにしても
隣に右京がいたほうが休めるしな』
そんなの休むって言わない
「そ、そうだね
添い寝してあげられる…よ?」
添い寝で済むわけがない
わかってるのに
嬉しいのに
どうにも恥ずかしい
ゆきくん以外の人なら身体だって
平気で見せられるのに
おじさんと寝たからかな?
声を聞くだけで恥ずかしい…
『あ、悪い、もう
またあとで連絡する』
「うんわかった
会社の近くで待ってるね?」