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美人妻は性欲旺盛っ!

第23章 ひとりの戦い







 その日はオナニーした

 何回もして、全身舐められるのを想像して熱い息を吐いた

 めちゃくちゃにかき回されて自分は変態的に乱れてて、何度もイきまくってスケベな痴態でよがっていた

 べちゃべちゃになるくらいキスをして玩具にされて、よだれを垂らすほど気持ちよく犯されていた






 キス…されたかった






 きっとまだダメなのだ
 でも、確実に、一度は離れた距離が縮まってるのがわかった

 ヤられたくてたまらない
 キスもセックスも…ゆきに触られるとぐんと願望が強くなる
 触られたい
 かわいがってほしい

 恥ずかしいとこ全部…見せたい






「姉ちゃん…ありがと
俺ちゃんと勉強して
ぜってー大学行くから」
「大学行ったら姉ちゃんの分も
ちゃんと遊んでくるんだよ?
そういや京平って彼女いるの?」
「な、なんだよ急に…」
「あ、いるんだ」

「セックスしたりする?
ちゃんと女の子を満足させてあげなきゃだめだよ
セックスがいまいちだと
理屈抜きで嫌われちゃうよ?
女の子にとって
エッチは大切な事だからね
まずは興奮させてあげて……」



 京平は逃げようとする
 姉とはいえ、異性と性の話をするのが嫌らしい



「あ、逃げた!」
「冗談じゃねえよ
姉ちゃんのスケベ女!
女の子がセックスとか
平気で口にすんな!」



 人の善意をなんだと…
 右京はぷりぷり怒る



 それでも支えられてきた



 右京はひとりで戦ってきた
 確かに戦っていたのはひとりだ



 けれどその後ろには多くの人が自分を支えてくれた

 だから右京は戦える
 戦場にたったひとりでも

 どうしようもない時の
 背中の存在に
 右京は死ぬほど助けられた

 目頭が熱くなる
 嬉しかった
 感謝してもしきれなかった

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