美人妻は性欲旺盛っ!
第4章 浅葉夫婦のHな週末 2
そそくさとプールから去った。
私は恥ずかしくて
顔を上げれなかった。
ゆきくんに抱きついて
顔を真っ赤っかにして俯く。
ゆきくんは最後まで
観客相手に手を振ったり
投げキッスをしたりしていた。
いったん部屋に戻った。
恥ずかしさで
私は泣きそうだった。
「そんなに落ちるなって」
「落ちるよそりゃぁ!」
あんな大勢に
エッチしてるとこ見られて
平気でいられるわけないよ!
「向こうは右京を大絶賛してたよ
キレー、すばらしーって。
俺は鼻が高いよ
大丈夫だよなんの問題もない」
「問題大アリだよっ!」
私がいつまでも
メソメソしてるから
ゆきくんがそっと肩を抱く。
「あの人たちは今夜
俺たちのセックスに当てられて
燃え上がるセックスをする
女がよかったわと言って
男が俺だよと言う
大人だから色々あるけど
こうやって素敵なセックスで
愛を確かめ合い
カップルの仲は良好に保たれる
俺たちはその手助けをした
いいコトをしたんだよ」
確かにあの人たちからは
冷やかしとかじゃなくて
純粋に愛を褒め称えるような
いやらしい意味じゃなく
崇高な歓声として
わぁわぁ聞こえたけど…
「ていうか
いいセックスしてたから
注目されたんだよ」
「いいセックスって…
挿れて…その…わ、私が…
…イっただけなのに」
ゆきくんは抱き寄せ
私の髪をくるくるいじる。
「過程や時間じゃないよ
女性が心の底からイくのが
いいセックス
あの人たちはそれを知ってるから
純粋に右京を崇めてたんだ
見たろ?あの歓声」
あ、崇め…!?
人の痴態見て
歓声や喝采とか
外国人の感覚というやつは
さっぱりわからない。
それよりも
私とのセックスを
さりげにいいセックス
ゆきくんが
そう言い切った事のほうが
私には大事だった///
「ま、右京の気持ちもわかるけど
…少しは落ち着いた?」
「うん…」