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翔ちゃんとニノちゃんのヒミツ

第8章 ニノと相葉ちゃんの関係

翔「ニノらしいね…。」

チュッ

ニ「翔さん…。」

翔「それに…。ニノは最低なんかじゃないよ。全然。優しいんだね。相葉ちゃんを傷つけないように…「まだライバルだよ。相葉ちゃんは完敗してないよ。」って思わせるために、「相バカ」とか言ってたんだね…。そっちの方がライバルっぽいし。だから…俺たちが仲良いとこあんま見せたくなかった。でしょ?」

全部わかってあげられてる訳じゃないけど…

ニ「グスッ…しょ、翔さんはほんとにすごいれす…。なんで…何でなんでもっ…」ヒックヒック

翔「…わかるかって?…。さあ…?」

チュックチュッ

翔「大好きだからかな…?ニノのこと。」

ニ「…!」

その瞬間ニノの涙は溢れた。
俺にはあまりわからないけれど2人の間には色々あったんだと思う。
だからこんなに涙が出るんだろうね…。

ニ「わっ…私もっ…ヒック翔さんのこと好きぃぃ…。」

ギュゥ…

やっぱりコイツとならこの先ずっと一緒にいれる。

そう俺は思った。

★☆★☆

潤「えぇ!?相葉ちゃん、翔くんのこと好きなの!?」

大「いつからっ!?」  

いつも無口なリーダーも口を開けて閉じない。
確かにこのカミングアウトはだめだったか…。

相「うーん…。5.6年前かな…?」

潤「めっちゃ前からじゃん!?」

大「全然気づかなかった…。」

相「ごめんね。ずっと隠してて。」

潤「いやいや、大丈夫だけどさ…。」

大「ニノと翔ちゃん知ってるの?」

相「うん…。ニノとはずっとライバルだってお互い思ってたし。翔ちゃんは…。前告白したけどわかってなかったみたい。まったく意識してくれなかったし…。でも今、ニノが話してくれてると思う。」 

大「ふーん…。翔ちゃんモテモテだね。いいなぁ…」

相「確かに良いけど今は…いや、これからもニノに夢中な訳だし。俺は諦めなきゃいけないのに。諦められない。…やっぱり俺翔ちゃんのことすごく好きで…。」

潤「…。諦めることないと思うよ。」

相「…えっ?」

潤「だって好きになる瞬間って一瞬じゃん。その一瞬が、「恋」って思ったなら仕方ない。それは運命なんだから…。」

相「潤くん…。」

大「そうだよ!悪いこと言うかもしれないけど、また新しい恋すればいいじゃん!翔ちゃんを好きになれた相葉ちゃんならできるよ!絶対!」

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