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私を守って!?

第2章 青井和義

「す、すみませんでした~」

頭を下げながら逃げる私


自分の席に戻ってきてため息ひとつ


一人目からもう絶望した


「やっぱ話しかけるのは苦手だな 」

ぼそりと呟く


ガラガラガラ

先生がきた!

反射的に猫背になってた背中がピンっ!とまっすぐになる

高校=厳しいという公式が頭の中にある私は心臓がバクバクしていた




手元に持っている名簿を見ている先生
顔が下を向いていてよくわからない


「では出席とります」

ぱっと顔をあげた

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