
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第5章 体も心も奪われて
「せんせぇ・・・、離して」
車の後部座席にあたしの体を投げ入れ、あたしは向こう側のドアに直撃した。先生はあたしに跨(マタガ)るように座り、ドアを勢いよくしめた。
「離して欲しい?それは無理なお願いかもね」
「は、離して」
じゃないとあたしが期待しちゃうよ。先生の事もっと好きになっちゃうよ。勘違い・・・しちゃうよ。
お気に入りの洋服は簡単に脱がされ、下着姿になる。車の中だと見えちゃうんじゃないか、心配になった。
「見られちゃいます、」
「大丈夫、ここ人通り悪いから」
あたしは必死に抵抗するけど、離してはくれない。むしろ動きが速くなった気がする。
