
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第5章 体も心も奪われて
「今日親に挨拶に行こうとしてたんだろ?」
「な、何で知ってる…」
長い沈黙。あたしも先生もじっとお互いを見つめている。
「お前を行かせたくなかった。」
やっぱり先生は期待させる。あたしに嫉妬してくれてたんじゃないかった。
それは好きだからじゃないかって。あたしの勝手な妄想は、現実ではありえないのに。
「あたし、帰ります。」
「家、来ない?」
先生はあたしの腕をひっぱり、強引に車に乗せた。抵抗しても腕を拘束されて、あたしはされるがままの状態。
