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「梓ちゃーん、顔色悪いよ？」


隣の拓己くんは心配そうにこっちを見る。そう言えば、最近ろくな物食べてないな。


あたしは先輩とも別れた。


決意したあの日、あたしは次の日にその事を先生に伝えてから別れようと思い、保健室に向かった。


だけど居たのは見知らぬ先生で。その先生の言葉が理解出来なかった。


「伊集院先生の分、私が代役の先生です。」



あたしの頭の中はごちゃごちゃで。意味が分からなくて。


昨日まで一緒に居たのに、消えたのは突然だった。


あたしの事、ペットにするって言ったじゃんか。彼女じゃなくてもイイやって諦めたのに。何で？