喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第9章 幸せの絶頂
「あっや、あぁっ」
両思いになってから初めて先生に触れられる。触れられた所が沸騰したみたいに熱くなって、自分でも恥ずかしい。あたしばっかり緊張してる。
「手が震える、」
「な、なんで?」
あたしの下着を脱がそうとしているけれど、ホックが上手い具合にはずれない。今までこんな事はなかったのに。…ムードなくなっちゃうけど、そんな先生も可愛い。
「緊張…かな?分からないけど、俺自身こんなの初めて過ぎて。嬉しすぎて爆発しそうだからかも、」
先生の言葉に、尚更頬を赤く染める。
「先生の言葉は、あたしを幸せにさせすぎです!」
「俺は、お前がいてくれるだけで幸せだけど?」
「なっ!?」
さらりと恥ずかしいセリフを言って、その後『なにか?』って感じの表情で眺めてくる先生。無意識なのか?甘いセリフでいっぱいなんです、あたしは・・・。
ぎゅっと目をつむる。恥ずかしい。