テキストサイズ

喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第11章 新たなテロリスト

「元気そうやなぁー?梓」


昔から整った顔の所為か、もの凄くモテていた。リーダーとして男に慕われ、女からモテて。

仁は、常に男からも女からも注目を浴びている奴だった。


「…まぁね」


あたしには優がいるからね。今までの仕返しがしたいけれど、お母さんがいるから止めとこう。




「そういえばお母さんとお父さんでさ、今から新婚旅行に行ってくるから。

父さんは仕事場から直で空港だって。仁くんが泊まって面倒見てくれるのよぉー。」


新婚って所には誰も触れない。
あんたら歳いくつだよ。



「って…!いいよあたし。面倒なんて見て貰わなくても…、」


「あんた一人じゃ生活出来ないでしょ?
仁くんね、家事も料理も洗濯も出来るのよ?
それにこっちの方が学校が近いから、好都合なんだって!」


絶対嫌だよ。こんな奴と二人で過ごすなんて、無理過ぎる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ