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喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第11章 新たなテロリスト

仁は何かを取り出した。薬のような錠剤。それを何の躊躇いも無く口に放りこんだ。


何の薬だろう?
何で突然飲み始めたんだろう?


考えている暇も無く、あたしの体は倒される。その時間は一瞬すぎた。




「きゃっ…」


あたしは突然仁が襲ってきたのに対応しきれない。

喧嘩が強かった仁は動きが俊敏で、偶に速すぎて見えない時がある。


「離しっ…っん…」



抵抗しようとすると口を塞がれてしまった。


「っ…んっん」

激しいキスが、あたしを襲う。


「ん…ん、」


その時に違和感を感じた。
何かが口の中に入ってくる。



それがさっき仁が口に入れた錠剤だと分かった頃には、あたしの意識は飛んでいた。

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