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喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第12章 赤い跡



「んで?襲われたの?」

「ううん、昨日睡眠薬で眠らされたっぽくて。

・・・・・記憶無い」


そう言うと、怒るを通り越して呆れてしまった。


「絶対許さない。」

「そんなっ…」


あたし記憶ないのに。
そもそもキスマークの存在すら知らなかったのに。


「だけど、良かった――」


そう言ってあたしをもう一度、首が絞まりそうな程ぎゅっと抱きしめた。

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