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喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第12章 赤い跡


「うっ…くっ苦しいっ!」

「俺はこれ位苦しかったの。梓が浮気するとか、死ぬも同然」


死ぬ!?
あたしは首を横にふった。


「そんなのヤダ!死なないでよ!
あたし優が居ないと死んじゃうんだよ?」


そう言うと、おでこにデコピンされた。
地味に痛い。

「だーかーら、聞いてた?
浮気じゃないなら、死なないよ。

俺は梓とずっと一緒にいたいもん。」


「ゆう…!」


優の優しい顔が、嬉しくて。
そんな言葉に、また涙した。

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