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「梓はね。無防備過ぎなんだよ？」


そう言って、あたしの上に馬乗りする優。
・・・悪魔みたいな笑い方。


「ゅ…ゅぅ、」

「んー？」


下着を簡単に取ってしまい、裸になったあたしに何をする訳でも無く、ただじーっと見つめる。

・・・逆に恥ずかしすぎる。何のプレー？


感じる視線。悪魔みたいな笑み。
優はつくづく意地悪だと思う。

あたしを焦らさせて、あたしからほしがるのを待っているんだ。


「ゆ…う」

「ん？」

何も言わずにじっとあたしを見つめる優。何というか、凄くもどかしい。

何かされている時よりも下手したら恥ずかしいぞ。


「何か、してよ…」


恥ずかしさのあまり、優におねだりするあたし。

悪魔みたいな笑みで笑う優は、そんなんじゃ止めてくれない。