テキストサイズ

喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第16章 まさかの宣戦布告




「てな訳で、キミがこの子に意地悪をするのを止めて欲しい」

「は?なに言うてるん、おっさん」

凄く険悪な雰囲気。

何、何で?
もめる意味が分からない。

仁はあたしの事が大嫌いなのだ。


「――――こいつの事が好きでも、ね?」

「は?なわけないやん」

そうだよ。そんな事知ってるよ。

昔っからあたしに彼氏が出来なかったのはコイツがいた所為だった。

相当あたしの事が嫌いんだと思う。その腹いせなんだろう。


「梓、ちょっと飲み物用意して?」

「う、うん」

優に言われてあたしは台所へ向かった。

大丈夫かなー。
ってか何で二人とも不機嫌なんだ?

疑問しか浮かばない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ