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喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第21章 消えた記憶



「キミ達の婚約は確かに認めた。だけど事実上、今の息子には『君への恋愛感情』自体がないんだよ。


だからね。

そのまま約束通り婚約者と結婚させるべきだと思ってね。息子を応援してやりたいと思う。

…だが、今君への思いが無いなら令嬢と結婚させた方があいつの幸せになると思った。


だから、君には息子から
退いて欲しい」


拳を握りしめた。

…目頭が熱い。


「で、でも、思い出したら…」

必死に泣きそうなのを
堪えて口を開くいた。

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