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喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第33章 拉致



「あっ…あずさっ…あっ…」


「とりあえず落ち着いて、
ほら…吸って、はいて…」


いつも優が過呼吸を起こしたあたしにやってくれた行為。優にやるのは何だか変な感じがした。




こんなに可愛い優を見たのは初めてだったから、思わずドキドキしてしまう。



「優、なんで泣いてるの?
優が…あたしと別れたいんでしょ」



あたしはあの眼鏡の人とキスをしている事を思いだして、心臓が痛くなった。

この唇でキスをしてたんだ。
そうだ…



「俺、そんな事…
言ってないじゃん…っ
俺の事…嫌いになんないで…っ」



「でも、あの眼鏡の人と
キスしてたじゃん。
あたしに隠れて…あんな事…」



あたしがそう言うと、
何を言っているのか
分からないという顔で首を傾げた。

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