
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第3章 こみ上げる罪悪感
「授業はここまで。予習は29ページ。以上で終わります」
やっと終わったか。
あたしの心臓はクタクタだよ。数回先生に睨まれてしまった。多分ニヤニヤしてたのかも。全く、無意識って怖いな。
「次は国語だよね?」
いちいちあたしに聞いてくる拓己くんに、あたしは適当に頷く。だから女子が睨んでくるんですよね。
国語の夕森先生は、凄くフワフワした先生だ。男子からも人気で高校生からガチ告白・・・なんてのも珍しくない。だけどあたしは知っている。先生の裏の顔を。
