
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第3章 こみ上げる罪悪感
「ヤりたい」
「・・・、」
屋上って声聞こえるのかな。ふとそう思った。
「イイ?」
あまりにも可愛くそういうもんだから、あたしはコクリと頷いた。
すると、すぐにあたしをお姫様抱っこする。何処かに移動するようだ。
「どこ行くんですか?」
「秘密部屋、」
そう言って入っていったのは視聴覚室と書かれた部屋。広いけれど誰も居なくて空いているようだ。
その教室には更に小部屋があるようで、そこにどんどん足を進める。
「授業サボるの二回目だね?」
「・・、」
何も言えない。だって、喋る前に口を塞がれてしまったから。
