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喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第3章 こみ上げる罪悪感


「ぁ、んぁ、あっ」


一定のリズムで指は動き、あたしの声もそれに伴う。上手く出来てるのかな、あたし。先生の所に行って聞きたい。



あたしは先輩が大好きなのに、・・・先生ばかり思い出してる。



悪魔みたいなのに。先輩の方が優しいのに。


度Sな最低野郎なのに、


先生の笑顔が離れないよ・・・。



「大好きです。」


「俺も」


そう答える先輩に対して胸が痛い。『大好き』って言いながら思い浮かべてしまったのは、先輩じゃなくて、先生の顔だったから。

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