テキストサイズ

喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第4章 すれ違う想い

あたしには、状況が理解出来なかった。先生はドアにあたしの体を押しつけて、激しい接吻をする。


そして『好きだよ』と囁きながら、あたしを抱きしめる。



夕森先生がいるのに、夕森先生の代役なの?

そう、聞きたくても。あたしに拒むことは出来ない。




―――夕森先生の代わりでも、良いと思えてしまったから。




先生の顔が凄く嬉しそうで、あたし何かじゃ幸せにはできないと思い知らされた。


夕森先生だと思ってるから、嬉しそうなんだ。


頬に伝う涙を、先生は優しく舌で舐め取る。



・・・いいよ、夕森先生の代わりで。あたし自身を見てなくても、いいよ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ