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「バー……、ばばば、」


「とぼけても無駄、だよ？」


硬直しているあたしを見ながら、意地悪そうに笑う。



気が付くと、さっきまでは向こうに座ってたのに目の前にいた。


テレポートが使えるのか？


「自分が焦り過ぎて見てなかっただけでしょ？」


この人はあたしの心の声が聞こえるのでしょうか。



「違うよ、顔に書いてあるんだよ。分かりやすいねぇ、南森サン？」