ずっとこのまま
第10章 お兄ちゃんの本音
周りの人は、ジロジロこっちを見ている。
そして、すごくざわざわしだした。
「*愛梨。お前だ、俺が本当に好きなのは...」
「お....お兄ちゃん?ほ、、本気だったの?...」
どうしていいのか全く分からない。
新がいるのに、プールにお客さんがいるのに、
お兄ちゃんは決して気にしなかった。
「*だから、愛梨は、お前新のものだけじゃねーから。
分かってるだろうけど、もうすぐ夏休みだろう?
・・
その時はおれの愛梨だから。」
みんながキャーキャーいってる。
どうしていいかわかわからない。
お兄ちゃんはお兄ちゃんとしてスキだけど。
お兄ちゃんはあたしのこと、「女の子」としてスキ...
「-分かってる....でも、手ぇ出したらゆるさねぇ」
「*それはどうかな?俺だって一応男だし?
押さえきれなかったらごめんねー」