テニスの王子様だよね
第4章 追憶の傷痕
ガチャッ
キイィ
バフンッ
朔夜『はぁ…
疲…れた』
ベットに倒れ込む
朔夜は血だらけだった
自分の血ではなく返り血である
リィ達の世界に行った後
色々な世界を渡った
ズキンッ
朔夜『っ!』
こんな時は決まって身体が痛む
朔夜『っは、はぁっ
かはっ…はっ、いっ!』
ズキンッズキンッ
どんどん痛みは強くなり
朔夜はベットの上でもがく
ズクンッ
どばりとベットに血が零れる
傷痕が開いた
今も消えない傷痕
罪の証の傷痕
朔夜『ごめん…
ごめんなさい…ごめんなさい…ルト…ハルト…』
あの時、俺がもっと強ければ…
こんな事には成らなかったのかな…?