私のガーディアン
第20章 海、そして葛城先輩からの知らせ
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「ほら、もらってきたぞ」
葛城先輩は両手にカレーを持って来てくれた
『ありがとうございます』
カレーを受け取り、口にした
美味しい
「美味いな」 ニコッ
ドキッ…///
先輩、その笑顔は反則です
「また顔が赤い
俺に惚れたか?」
『惚れてません』
葛城先輩には悪いけど、これだけは断言出来る
「そんなにはっきり言わなくても、いいじゃないか」
ピタッ
葛城先輩の手が止まった
『どうしました?』
「いっいや、別に…」
何か隠してるな
『ウソ付かないで下さいよ』
「…笑うなよ
俺…人参食えねーんだ」
…?
人参が食べられない
『プッ』
あっ…!ヤバい
笑っちゃった
「今笑ったろ」
『へっ!?
わっ笑ってなんか、ないですよ』
「ウソ」
『…ごめんなさい。』
「謝らなくてもいいよ。
冷めないうちに、食べようか」