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あいどる君に恋煩い

第1章 出会い



「へーみんなかっこいいねぇ」


私の最初の素直な感想だった。
みんなそれぞれ本当にかっこよかった。


「都は直感で誰が好き⁈ あたしは中條裕太くんに一目惚れ♡」



確かに中條裕太くんは目が大きくて顔がすっとしてて正統派アイドルって感じ。


「あー、確かにイケメン! でもあたしのタイプじゃないなー… あたしはー……」




正直私は一目見た瞬間にある1人に吸い寄せられてた。
でも何故か言うのが恥ずかしくて


「まだわかんないやー。実物見てからかなー?」

なんて誤魔化した。




「えーじゃあ緒方敬太くんは⁈ うちらと同い年だし!」




「緒方敬太くん?あーほんとだ18歳じゃん!んーでもなんかピンとこないなぁー。どちらかとゆーとクラスメイトって感じ?」
「アイドルとクラスメイトって!…都なかなか妄想力ありますね(笑)」
「想像力って言ってよ。」



なんて冗談をいいながらやっぱり私の目は無意識にある1人を見つめていた。





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