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あいどる君に恋煩い

第1章 出会い






アップテンポな曲のイントロに合わせてステージにでてきたメンバー達。
ライトの逆光で顔がよく見えなくてもわかる7人のかっこいいオーラ。




それを感じ取ったのはもちろん私だけでなくまわりのお客さんたち全員だった。





そしてメンバーたちの顔にばっと光が当たった瞬間、私の直線上に立っていたメンバーとばっちり目があった。







目があってニッコリ微笑まれた。
背が高くてすらっとしてて。黒髪の右側はおしゃれに編み込んであって。
女の私よりよっぽど綺麗な肌の小顔で。






そしてちっちゃくて、だけど切れ長な目で私を見てきた彼こそが。






私が一目惚れした
神崎祐斗。






これが彼と私の出会いだった。






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