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第11章 女

それからというものは時を忘れてずっと快楽に溺れていた。

彼は私の前では優しく温かく、流石に女性の扱いも慣れていた。


されるがままに、身体中をなぶられているのが女としてたまらなく気持ちが良かった。


すっかり"乱れた女"になっていた。


身体が彼を求めて止まなかった。


まだ心とは別に。

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