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EROSMAN

第9章 魔女と呼ばれた少女

・・あれ?ここは?私は・・。一体?頭が痛い!てゆうか・・何か、アソコが・・熱い!熱い!
「暑うイイイ!」
香織は勢いよく飛び起きた。
「いて」「痛い!」
香織が飛び起きた事によって、様子を見ていた胤罫のデコに激突した。
「ああ、ごめん!」
香織は胤罫に謝る。
胤罫は笑い。「よかったァァマジで戻ったんだなよかった。」
胤罫は香織を抱きしめる。
「痛いよ!てゆうか、戻ったってどうゆうこと?」
胤罫とサキエルは顔を見合わせ、「全てを話す。」と言って、香織に全てを話した。
「・・そう。父さんが・・。」
香織は悲しそうな顔で言う。
すると急に香織は立ち上がり、「バカ親父ィィィィ!何か一言くらい言ってからこの世を去ってよ!ばかあああ!」
香織は涙を流した。
「・・私、これからどうすればいいんだろ?身よりもなくて・・。」
胤罫は香織を再び抱きしめ、「バカだな。お前の親父から言われてんだよ。お前はこれからは俺が保護する。だけど・・自分の生活費は稼げよ?」
香織は顔を上げ、「本当に?本当に?いいの?」
「ああ。約束する。」
「捨てない?」
と香織は言った。
胤罫は何の迷いもなしに、「ああ、誰が捨てるもんか!」
といった。
「・・ありがとう。」
香織はそれだけ言って寝てしまった。

「それにしても・・。」
と胤罫はサキエルに言う。「人を化けもんしちまう脳を開発している組織ってのは何なんだ?ドリーム・キスとは関係がないのか?」
サキエルは「分かりません。」とだけ言って、「私も疲れました。」と言って、胤罫に身を預ける。「はは、何だよ全く。俺も疲れたな。」
三人は、その場で眠ってしまった。

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